50代 ゼロからの農業

土地購入から開拓、耕運機入手、作業小屋製作

九十九里浜で採れたヒラツメガニのから揚げ

私の農場からは車で15分ほど走れば九十九里浜に出られます。この時期はショアからのヒラメも一段落し、イシモチはそろそろ・・・といったところなので確実な釣果を期待するなら「ワタリガニ」が有力候補。この季節には九十九里浜の離岸流ポイントでカニ網を投げる釣り人が見られます。採れるのは主に「ヒラツメガニ」。地元では「エッチガニ」とか「ホンダガニ」とか呼ばれており何度かゲットしましたが、カニ味噌はともかく身は少なくて茹でても中途半端に食べにくい・・・。 

f:id:bonmasa8:20210412165708j:plainf:id:bonmasa8:20210412170454j:plain

 

でも、先日入手した「コールマン414Hパワーハウスツーバーナーストーブ」の高火力でから揚げにしてしまえば、パリパリと美味しくいただけるのでは?と考え今回挑戦してみました。

f:id:bonmasa8:20210405162021j:plain

 

カニを採る網は白子町にある「森川漁網店」にて600円で購入、餌のイワシをサービスでつけていただきました。離岸流の見分け方がいまいちおぼつかない私は、4.5mのサーフ用の投げ竿にカニ網をつけて波打ち際から7mくらい先に投げて流れに任せます。たいていは横に流れるのですが、そのまま歩いてついていけばやがて離岸流に乗り20mくらい沖に流れるので、5~10分くらいその場所に流してから引き揚げます。多い時で7匹、ヒット率80%くらいで1匹はゲットできる感覚です。

f:id:bonmasa8:20210412171022j:plainf:id:bonmasa8:20210412165650j:plain

 

この時期(3月~4月)の多くは甲羅の大きさが10cmくらいの雄のヒラツメガニ、たまにやや小さい雌がかかります(場所によっては雌ばかり)。抱卵している雌は逃がしてあげますが、抱卵していなければ内子は美味しいのでいただきます。挟む力は強いので注意ですね。カニのお尻から頭に網の目を潜らせて網から外します。

f:id:bonmasa8:20210412165719j:plain

 

カニは新鮮なうちに一旦茹でるのがお勧めです(寄生虫も怖いですから。水から茹でると暴れません)。ゆで汁はそのまま味噌汁に。ふんどしは捨てて甲羅をはずし、甲羅はワインを注いでカニ味噌をすすります。身は三日月型の柔らかなで「えら」をとり、半分に割ったらビニール袋に入れて唐揚げ粉を混ぜてなじませます。180℃のキャノラー油でキツネ色になるまで揚げて、油をきったらできあがり。居酒屋で見かけるカニのから揚げの完成です。

f:id:bonmasa8:20210412165837j:plainf:id:bonmasa8:20210412165858j:plainf:id:bonmasa8:20210412165849j:plain

 

 

家の中では油の匂いが充満、床が滑るなどの理由で揚げ物をやらないかたが多いと思います。これまでから揚げ、天ぷらの類は火力が足りないかな?と思ってアウトドアで挑戦しませんでしたが、コールマン414H のおかげで殻までパリパリ、ふんどしとえら、甲羅以外は全て余すところなく頂けました。釣行の時間帯ですが、「満潮」から潮が引く時間帯を狙うとカニ網が沖に流れやすく経験上「ボウズ」がありません。無人島サバイバルのTV番組のように釣りなどで大自然から食材を調達することは難しいですが、カニ採り&から揚げは有力な選択肢ではないでしょうか?

 

 

マルシン カニ網 

マルシン カニ網 

  • メディア: その他
 

  

ダイワ(DAIWA) 振出投げ竿 プライムサーフT・W 30-450・W 釣り竿

ダイワ(DAIWA) 振出投げ竿 プライムサーフT・W 30-450・W 釣り竿

  • 発売日: 2014/04/14
  • メディア: スポーツ用品