50代 ゼロからの農業

土地購入から開拓、耕運機入手、作業小屋製作

小型耕うん機(管理機) こまめ F210の購入と修理 その3

少し間があいてしまいましたが、こまめのメンテナンスを再開。

前回以降、amazon楽天、モノタロウを中心に下記の部品を購入しました。

 ・こまめ F220用ロータリー軸オイルシール1台分 Yahooショッピング 2,268円

・19mmプラグレンチ amazonNBP ) 450円

・ワコーズ F-1 フューエルワン Amazon Japan G.K 1,713円

・キタコ(KITACO) ガスケットシート(0.5mm厚) Amazon Japan G.K 785円

・キタコ(KITACO) 液状ガスケット (5g) KC-107 Amazon Japan G.K. 450円

トヨタ純正キヤッスル SN/GF-5 5W-30  1缶(1L)  モノタロウ 777円  

  

 

 

 

最初にレンチがなくてできなかった点火プラグを交換。

次にオイルシールを交換したのですが、これが大変な代物。マイナスドライバーオイルシールのゴム部分に突き刺し、引っこ抜くようにオイルシールを外すのですが、なかなかとれない。

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とうとうゴム部分がぐちゃぐちゃになってしまったので、考えた挙げ句、2mmのドリルでオイルシールに穴をあけ、そこに木ねじを写真のようにねじ込みました。この木ねじにペンチをかけて引っ張る・・・。これがうまくいって、左右のオイルシールを取り外し、新しいものに取り替えました。

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しかし、この木ねじ法に行き着くまでに3時間ほど格闘していたため疲れてしまい、また夕闇も迫ってきたため、オイルシール交換後にギアオイル補充(黒い栓から入れて、その下の赤い台座に隠れているボルトを緩め、滲み出る程度まで入れればOK。約0.9L入った。詳しくは前の記事・その2を参照。)、こまめのキャブレター部分だけ取り外し、家に持ち帰ってガスケットの分解と清掃をおこないました。

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キャブレターの取り外しはネットであれこれ大変だと書かれていますが、インレットマニュホールド(写真左隅のオスネジ(突き出たボルト)の部分)のネジから外していくと、燃料タンクやら台座やらを外さずにキャブレターのみを外すことができます。
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(最初にインレットマニュホールドを外し)

 

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燃料ホースを外し、スロットルバルブを操作する針金みたいなのを外し、エアクリーナー、キャブレターとどんどん外していく。


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(取り外したキャブレター)

 

さて、家に持って帰ったキャブレターは納得いくまで洗浄~。

一方、キャブレターなどを繋ぐガスケットですが、上記以外に純正のガスケットシートなどをヤフオクなどで購入し、型取りに使用。本体には上記のキタコ(0.5mm厚)のガスケットシートを使用しました。

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純正で売っていないものについては古いガスケットから型をとって、カッターでこつこつと製作。

キャブレターはできるだけ分解、メインジェットノズル等も丹念にクリーナーなどで洗浄。20年以上の汚れや細かい砂のようなものがあちこちから出てきましたが、まだまだ十分に働いてくれそうです。それにしても、こういった機械を分解してピカピカにするって、精神的に癒されますね!!

 

翌週、農場でキャブレターの取り付け。ガスケットシートに液体ガスケットを塗り、次々と組立。特に難しいところはないのだけれど、途中でレンチが壊れて新品購入したくらいでしょうか。

その後エンジン無事始動し、ワコーズ F-1 フューエルワンを少量ガソリンに加えて暫くエンジンをかけておく。オイルシールも取り付けに問題なかったようでギアオイルは漏れていない。ただ、エンジンを止めて、再びかける際にガスケットシートからガソリンが若干滲み出る症状があるので、ガスケットシートの型どりと装着はあまりうまくいったといえないようです。知人の話ではエンジンが暖まってくれば熱膨張で自然に滲みや漏れは止まるといいますが、あまり気持ちのいい物ではないので機会があればやり直したいと思っています(エピローグへ)。