小型耕うん機（管理機） こまめ F210の購入と修理 その２

さて、ヤフオク送料込み33,000円あまりで競り落としたこまめF210ですが、最初にこれを農場に持っていく迄のお話しを。

全長1,070幅　585高さ960　重量28.5kg もあるF210ですから、当然通常の宅配便では受け取れず（私の自宅はマンションだし・・・）、また料金も高くなることから「西濃運輸営業所止め」という形で自宅に比較的近い西濃運輸の営業所に送ってもらい、レンタカーを借りて 自宅 － 西濃運輸 － 農場 － 自宅　の経路で運びました。

一旦西濃運輸の営業所でF210の状態を確認し、エアエレメントのスポンジ部分（黄色）が劣化して全く残っていなかったので、農場への途中のジョイフル本田にて

・エアエレメント（エアクリーナー：F200/F210用）17210-896-505 1,933円

・NGKのBM4A スパークプラグ  486円

・ガソリン携行缶（10L・矢澤産業YR-10） 2,550円

・エンジンオイル カストロール GTX　10W 30 980円

また、途中のガソリンスタンドで10Lのガソリンを携行缶に入れて貰いました（1,480円）

新品 ホンダ 純正 バイク 部品 F200 エアフィルターエレメント 17210-896-505 F210

（エアクリーナー F200、Ｆ210、F210K2KS用 17210-896-505）

NGK ( エヌジーケー ) 一般プラグ 小型 (ターミナル一体形)1本 【4000】BM4A スパークプラグ

（NGK：日本特殊陶業（株）一般プラグ一体型 小型　BM4A）

レンタカーはHonda フィットでしたので、後部座席を倒し、ダンボールで養生し、F210はハンドルを外して折りたたんで車載。重量が30kg弱なので、それほど力のない私でも苦労なく積めました。農場到着後、ハンドルを元に戻してガソリンを入れ、エアエレメントを新しいものに替え（スパークプラグは時間がなかったので交換せず）、燃料コックやらチョークやらエンジンスイッチを入れて、リコイル・スタータの紐を引っ張る・・・   ？ エンジンがかからないwww。

執拗に10回くらい繰り返し試みてやっとエンジンがかかりましたが、すぐにプスンと止まってしまいました。とりあえず一度でもエンジンかかったのが確認できたので、レンタカーの返却時間を気にしながら農場をあとにしました。

次の週、農場で再びF210のメンテナンス。

とりあえずスパークプラグを交換しようとしましたが、意外と狭いところにプラグがあって専用(19mm)のレンチがないと交換できそうにないので断念。①エンジンオイルの交換（10W30）、②ギアオイルの交換（ホンダのホームページにある取説では5W30推奨とあったが、10W30が余ったので入れてみた）した後にエンジン始動（もちろんなかなかかからなかったが）、エンジンをかけたまま ③ホームセンターで購入したキャブレタークリーナー 998円 をエアエレメント（エアクリーナー）に少しずつスプレーして様子見。

（エンジンオイルはここのボルトを外して古いエンジンオイルを抜き、新しい10W30を補充）

 

（ギアオイルの補充）

KURE(呉工業) クリーナーキャブ (420ml) キャブレタークリーナー [ 品番 ] 1014 [HTRC2.1]

 （クレのクリーナーキャブ）

 さて、こまめF210の調子はというと・・・

・キャブレタークリーナーを多く吹き付けるとすぐにエンジンが止まる
　→　回数を繰り返すと徐々に改善

・キャブレターまわりからガソリンが漏れる
　→　ガスケットシートの交換が必要

・（重要）ギアオイルが耕うん爪の軸・付け根のギアシールからどんどん漏れてくる
　→　5W30（推奨）と10W30（入れたオイル）の違いではなく、ギアシールの劣化が原因と思われる→ギアシールの交換が必須。

・エンジンの調子が今ひとつ

　→　エンジンルームの清掃が必要

（ギアオイルが耕うん爪の軸・付け根のギアシールからどんどん漏れてくる）

というわけで、次に農場に来るまでの準備として

・プラグレンチ（19mm）の購入

・ガスケットシート（液状ガスケット）　　　　　　　　　・・・ガソリン漏れ対策

・ギアオイル　5W30（推奨品）

・ギアシール　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・ギアオイル漏れ修理

・ワコーズ F-1 フューエルワン　（吸気・燃焼系の清掃）　・・・エンジン清掃

といったものが必要かな～（続く）。