こまめの修理_2 (スタッドボルトの不幸)
こまめ F210のキャブレターを取り外し、自宅でちまちまと整備をはじめました。
今回はエアクリーナーのケースとキャブレターの間にあるガスケットがターゲットですが、交換の過程でインテークマニュホールドとキャブレターを外すため、昨年交換したばかりのこの部分のガスケットも交換します。写真下は古いガスケットシートを剥がして(削って)いるところです。
インテークマニュホールドとキャブレターの間のガスケット(昨年、ガスケットシートを購入して自作します。液体ガスケットを塗布して取り付けましたがしっかりとしていました)。うんうん、いい仕事でした。
こまめ F210のキャブレター周りのガスケット。写真右上から時計回りに
1.金属とゴムパッキンからなる今回修理対象の、エアクリーナーのケースとキャブレターの間にあるガスケット
2.、3.キャブレターとインテークマニュホールドのジョイント部分にはプラスチック製の仕切を挟んで2つのガスケットがあります。青が自作のもの。白は牛乳パックの試作品ですが、実際は青の自作のものを2つ使用します。使用したガスケットシートは下の広告・キタコの0.5mm厚ガスケットシートを使用しました。
4.インテークマニュホールドとキャブレターの間のガスケット (0.5mm厚の上記広告の柿色のガスケットシートから自作)
キタコ(KITACO) ガスケットシート(0.5mm厚) ノンアスベスト材 960-0502005
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ガスケットはそもそもそれほど高価な物ではないので、できれば純正を使用したいところなのですが、キャブレターなどは入手できても純正のガスケットは上記の2と3以外は売っているのを見たことがありません。このためガスケットシートを購入してハサミや彫刻刀での自作となります。上記の2と3は今回交換対象ではありませんが、暇に任せて予備を作りました。4はキャブレターを外すたびに交換が必要なので、こちらも多めに作っておきます。
かなり「お疲れ」のエアクリーナーからのガスケット。ゴムの部分の劣化が激しく、ここからガソリン?が漏れてくる。
金属部分はヤスリで綺麗にしてやりました。
1のゴムパッキン部分は劣化が激しく、恐らくこれが原因でのガソリン漏れだと思われます。
本田系のホームセンターに問い合わせてみると取り寄せ可能とのことなので、お願いしました。
後日、こまめへの取り付け作業をしました。
・ガバナアームの取り付け(写真下)
・液体ガスケットを塗った後、インテークマニュホールドの取り付け(仮留め)
・スロットルリターンスプリングと燃料チューブを取り付け
・再びインテークマニュホールドの二箇所のネジを固く締める・・・
締める・・・
ん? そんなに力を入れていないのに、途中から上のネジを締める力が軽くなった!?
・・・ やってしまいました(写真上)。スタッドボルトをねじ切ってしまいましたwww。
作業を一旦中断し、対策を考えます。
・素直に代替のスタッドボルトを購入する
・スタッドボルトのねじ切れた部分に径(5mm)より小さい2mmくらいの穴をドリルであけて、木ねじで強引に固定する。 (理由:またキャブレターを外して、ガスケットを作るのも面倒なのと、片方のスタッドボルトは生きているので、固定はされているだろう(楽観)ため。ただ、どの程度の力が加わるのか不明なので心配ではありますが)
ひとまず、ジョイフル本田の系列店を通じて、F210のスタッドボルト(純正)を注文してみました。私のこまめF210(後期型)の後継機であるF220初期型は発売開始が2001年であるので、F210が販売されなくなってから18年くらいが経過していると思われます。
程なく、返信がありました。
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誠に申し訳ありません。
ホンダ様に発注を致しましたところ、すでに廃盤品となっており、
在庫もなくなってしまったとのことです。
恐れ入りますが、ご注文を一度キャンセルとさせて頂きます。
申し訳ございません。
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長い夏になりそうである。