50代 ゼロからの農業

土地購入から開拓、耕運機入手、作業小屋製作

じゃがいもの植え付け

久しぶりの好天に恵まれた週末、いよいよじゃがいもの植え付けです。

昨年は土地の購入が初夏でしたので、ジャガイモの植え付け(以下の品種)は無謀にも8月の中旬となりましたが、結局まともに育ったのは「きたあかり」だけでした。

8/11 とうや(丸ごと、未乾燥)、8/11 きたあかり(丸ごと、未乾燥)、8/11 男爵 一日乾燥後、8/13 アンデスレッド 3日乾燥、8/15 チェルシー 4日乾燥、8/15 デストロイヤー 4日乾燥、8/15 シャドウクイーン 4日乾燥、

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きたあかり以外はほとんど腐って大地に還っていきました。きたあかりは男爵より煮崩れしやすく保存も劣るようですが、植え付けた場所(それほど離れていませんが)が良かったのか、暑さに強いのか、すくすくと育ちました。今回は季節も問題ありませんし、植える場所は昨年と異なり荒れ地を起こしたところですので、連作障害の心配もないでしょう。

 ジャガイモは既に2週間ほど前から週末に日光浴をさせていたので、ところどころ芽を出しています。切断面に塗布する草木灰は主に竹を燃やしたもの、じゃがいもはおおよそ玉子の半分くらいの大きさを目安に2~3切にし、小さいものはそのまま植え付けます。農業仲間は、「今年は雨が多そうなので、春植でも丸ごと植えるよ!」 といっていましたが、私は種芋の数も少ないしケチですので、できるだけ種芋は小さくして植えます。そういえば仲間はフランスあたりから大量に種芋を安く買っているって言っていました。

ジャガイモを切ったそばから草木灰を塗っていきます。最初はみずみずしいのでたっぷりと草木灰がつきますが、徐々に乾燥が進み、畝まで運ぶ途中で転がったりぶつかったりしてどんどん剥がれてしまいます。草木灰を作ったときに、乳鉢でとはいわないまでも細かくすりつぶしておけばよかったかも・・・です。

 

畝(うね)ですが、今回初めて「畝たて器」を使用しました。F210では宮丸のイエロー培土器がメジャーですが、私のものはヤフオクで安く購入した鉄製の重い畝たて器です。どこかの製作所の製品だったと思いますが、オークションでもたまに見かけるレアなものです。

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先に畝を一度耕耘かけてから、F210の抵抗棒を取り外して畝たて器を取り付けます。畝たて器には車輪もついているのですが、畝が近いので外してあります。位置を決めて畝を立て始めましたが、・・・重い。F210の回転爪である程度前進力はあるのですが、なかなか土の重み、畝立て器の抵抗で前に進みません。軽めに2回に分けて畝をたてたほうが効率よいのかもしれませんが。

それでもなんとか畝を立て終わり、振り返ってみると鍬で畝を立てるよりも1/3ほどの時間で済みました。ただ畝たて器の取り外しが面倒なので、複数の畝を一度に畝立てするなど、作業効率を考える必要性があります。肉体的な負担はあまり実感としてかわりませんが、少なくとも腰の負担は少なく思います。また作業の途中でRピン1個紛失ww。ホントによくなくなります。針金曲げて自分で作ろうかな・・・

 

次にマルチを敷き、カッターで畝の長辺に並行に、縦に切れ目を30cm間隔で入れていきます。私の使用しているマルチは95cmなので千鳥に切れ目を入れました。

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じゃがいもの植え付けですが、丸ごと植える場合は「芽を下に」します。 切って植える場合は切断面を上にして、芽が下に来るように植えます。芽を下にするのはじゃがいもにストレスを与えて丈夫に育つための工夫だそうです。覆土はほとんどせず、マルチで隠すようにします。

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午前中に2畝分の作業が完了し、翌日はトウモロコシやニンジン、ラベンダー、ミニトマト、オクラを新しい畝に植えて今週の作業は完了です。