50代 ゼロからの農業

土地購入から開拓、耕運機入手、作業小屋製作

アブラムシ

先週は仕事とプライベート、いろいろと忙しく2週間ぶりの農場。ご近所のかたの話では、農場の近くは先週雨の日が多かったとのこと。その影響か農場は雑草で緑一色。一体どれだけ潜在的な雑草の種が眠っているのか、休耕地は本当に恐ろしいです。

f:id:bonmasa8:20181130092718j:image

有機栽培をやっているかたから、牛糞やシイタケ菌床に乳酸菌や放線菌を撒いて微生物+堆肥で畑の表面を覆って潜在種子もろとも雑草を駆逐してしまう方法を伺ったことがありました。あとあとの手間を考えると楽ですね。

f:id:bonmasa8:20181129081704j:image

f:id:bonmasa8:20181130093344j:image

笹やブタクサを刈って積み上げ、EM菌を散布したところは、いい感じに腐敗が進んでいるようです。マニュアル通りにひっくり返して堆肥化を待ちます。

f:id:bonmasa8:20181129081823j:image

作物は概ね順調で、ミズナ、チンゲンサイ、サラダ菜は先月収穫したあとにまた播種しておいたのですが次々と収穫できます。連作障害があると言われているけど、2回くらいは平気みたいですね。じゃがいも、らっきょう、にんにくも順調、白菜とキャベツはかなりでかくなったけど結球の気配はまだありません。そして家族が好きなソラマメですが・・・なにか元気がありません。

 

よく観察してみると、新芽の部分にびっしりと「アブラムシ」がついているではありませんか! しかもメタボで腹部が蜘蛛みたいにでっかくなったアブラムシ・・・ ソラマメは上に伸びるのでそもそも防虫ネットをかけなかったのがよくなかった? 早速調べてみると、アブラムシによる食害はあまり問題ではなく、アブラムシを媒介してウィルスの感染が作物に与えるダメージが大きいとのこと。確かにアブラムシのついた芽は変形して苦しそうにみえます。

(アブラムシとソラマメの写真は慌てて撮り忘れました)

f:id:bonmasa8:20181130094234j:image

早速翌日家の冷蔵庫から「おいしい牛乳」を拝借し、100円ショップの手動式噴霧キット(これ結構優秀)とペットボトルから噴霧器を組み立てて、2日に亘って何度も牛乳(原液)を噴霧。

噴霧3回目くらいには動いているアブラムシはほぼいなくなって一安心。きっとまた繁殖を繰り返すだろうから、定期的に噴霧を繰り返そうと思います。そのうち寒くなれば自ずと数も減るでしょうし・・・。

 

作業の合間に、前回収穫した安納芋をアルミホイルで包み、チャコールブリックスで焼き芋作り。初冬でじっとしていると寒さが身にしみる11月には、焼き芋は最高ですね!

 

最後にスナップエンドウを播種して今週の作業は終了としました。