冬場の農作業
あけましておめでとうございます。
しっかりと朝晩が冷え込むようになりました。私の農場は雪が降っても数日で、積もることはほとんどありません。しかしながらこの冬場は農場で何をやっていいかわからず悶々としています。いろいろ調べて考えた結果、この年末年始は下記の作業をおこないました。
・白菜の「霜」対策
・そらまめの「親株」切除
・エンドウ豆の寒さ対策と支柱立て
・遊休地の寒興し
・白菜の「霜」対策
ここまでなかなか立派になってきた白菜ですが、12月中旬以降・朝の気温が1桁になるころから生育は止まってしまったように思われます。加えて霜のためか外葉の何枚かが褐色になってきていますので、近隣の農家さんの畑を見倣って寒さ対策として写真のように紐で外葉を縛り、「鉢巻き」をしてあげました。しかも余分な外葉を「帽子」として頭にかけてあげるサービスも。
・そらまめの「親株」切除
そらまめは秋のアブラムシの発生以来、あまり元気でないように思えましたが、株もとをよく観察してみるとたくさんの新しい脇芽ができていました。どうやら最初に大きく出る「親株」はこれらの脇芽のための踏み台で、次の世代?に株全体の成長を引き継ぐようです。親株はアブラムシに取り憑かれ、私に散々牛乳をぶっかけられるのを耐えながら、じっと次の世代を育てていたのですね。これまで頑張ってこられた「親株」をできるだけ株元から切除して様子をみます。
写真下の方が親株の切除跡。支柱の右側から元気な若芽が複数顔を出してきています。
・エンドウ豆の寒さ対策と支柱立て
エンドウ豆(スナップエンドウ)は11/25と今年最後に播種した野菜ですが、発芽率が50%くらいと播種が明らかに遅かったようです。しかしながら朝晩の霜にも耐えて少しずつ成長しています。これも近隣の農家に倣って株元に寒さ対策として敷き藁・・・がないので、堆肥置き場から先週刈り取った枯れた雑草を敷いてやります。さらにこれらが風で飛ばされないように笹の棒で抑え、さらに支柱も立ててやりました。
・遊休地の寒興し
晩秋、意外と雨の日が多く、なかなか耕せなくてイネ科の低い雑草に侵略を許していた遊休地区(4番、5番圃場)ですが、年末年始は晴れの日が続き土も比較的乾燥していたため、寒興しを全面に施しました。11月後半に少しやったのですが、土が湿っていたのとすぐ雨が降る、気温が低い等のためか、雑草がちっとも枯れずに生き残っています。
ホンダ管理機の「こまめ」もエンジンがちょっと息切れ気味なので、7月末に購入したワコーズ F-1 フューエルワン(ガソリン用洗浄系燃料添加剤F101)をガソリンに数cc混ぜてやると、「おおっ!!」息切れが消えて、急に元気になりました。ちなみに「こまめ」、燃費がとてもよく、夏に購入したガソリンがまだ残っております。最新のF220より、私のF210は排気量も57.3:90、重量もやや重くて燃費も悪い筈なのに、そもそもの性能のおかげかとんでもない働き者です(半年間の食事:ガソリン代が1,500円!!)。
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遊休地の寒興しを終え、これで土中の線虫や昆虫の幼虫も来春はおとなしくなるでしょう。