50代 ゼロからの農業

土地購入から開拓、耕運機入手、作業小屋製作

長いも栽培と収穫

すっかり秋らしくなり、育てていた長いものツルが枯れたので、掘り出すことにしました。

 

(正直、立派な長いもができると思わなかったのでブログにアップしていませんでしたが)3月の中旬に購入した種芋3本を写真のように植えておりました。途中で雑草と一緒にツルを引っこ抜いてしまったこともあり、またTVや写真で見るようなツルがいっぱい茂るようなことがなかったのですが・・・。

 

 

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とりあえず植えた時の様子です。まずは材料・・・

・海岸で拾った直径約15cm、長さ約1m竹筒を半分に割ったもの ×3

・海岸で集めた砂(丁寧に水洗い)

・長いもの種芋(3本セットで398円)

・支柱(細い竹で代用)

半分に割った竹に砂を満たし、種芋をセットしたら写真のように三段重ねて5度くらい傾けて埋めます。一番下は地上から20cmくらいで、段の間は5cmくらいでしょうか。こんもりと10cm高くらいの畝にして、種芋の上部(ツルが伸びてくるであろう)位置にツル用の支柱を立てました。

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4月の中旬には芽がでてきて、夏にはツルも地上1.5mほどの支柱にグルグルと巻き付きましたが誘導がまずかったのか、割と控えめな茂り具合・・・9月終わりには「むかご」もできましたが、台風で支柱が倒れたあとは元気なく正直収穫は期待していませんでした。

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掘り出しは極めて簡単で、スコップで少し掘った後は手で掘りすすめ、竹ごとすっぽりと土から取り出すことができました。最上段は上からの圧力が少なかったためか竹をはみ出してくねくねと3本ほどが絡み合い、しかも20cmほどと短いため来年の種芋にすることにします。2談目は・・・素晴らしく立派な1mを超える長いも。3段目はやや短く70cm程度。竹はかなり朽ちており、結果的に1回の栽培にしか耐えられませんでした。来年はクレバーパイプを購入して育ててみようと思います。

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朽ちた竹

収穫した長いもを早速家に持ち帰り割ってみると、写真のように真っ白でねばねばの断面。短冊切りにして醤油で生のままおいしく頂きました! 輪切りにしてホットプレートでバター焼きにしてみましたが、こちらはいまひとつ。焼いたものが食べきれなくて冷蔵庫に保管して翌日食べてみると、今度はシャキシャキ感がなくなってサトイモのような食感に変わってしまいました。やはり採れたてを生で頂くのが一番のようです。

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