薪置き場の自作
GW期間中は県外には一歩も出ず、知人を農場に招待してバーベキューをすることが数回ありました。コロナの影響で飲食店での飲み会の機会がめっきりなくなり、かわりに知人宅で焼き肉をしましたが、部屋に匂いが残ってしまったためその後続かず・・・。ニュースなどでバーベキューの自粛も叫ばれていましたが、1:1の二人だけならと小規模で数回実施するうち、雨曝し(ざらし)のまま散乱する薪の置き場が恥ずかしくなり、ちょっとした薪置き場を自作してみましたのでアップします。
材料は余り物の角材(6尺)二本と杉の野地板(6尺10枚で1,000円)、土台のブロック(@68円×4個)と波板(@405円×3枚)等になります。サイズですが、切ったりするのが面倒なので
・横幅:6尺(182cm)
・奥行:71.15cm(波板が91cmの規格なので10cmのひさしをひいて斜面81cm、cos30=X/81、X=71.15)
・高さは柱としての6尺角材2本から切り出すので、これに応じた高さ【182=2x+(81×cos60)、手前短辺70.75cm、奥の長辺は111.25cm】
で考えました。
作業としては ①草刈り・整地、②防草シート敷設、③土台設置(セメント煉瓦@68×4)、④土台と柱の間に100均の耐震マット(すべり止め)、⑤骨組み・木材部分の組み立て(ドリルによる穴あけとコーススレッドで固定)、⑥波板の固定(横幅65.5cmの波板を3枚、2.5山を重ねてちょうど6尺)となります。
①草刈り・整地、②防草シート敷設、③土台設置(セメント煉瓦@68×4)
④土台と柱の間に100均の耐震マット(すべり止め)、⑤骨組み・木材部分の組み立て(ドリルによる穴あけとコーススレッドで固定)
⑥波板の固定(横幅65.5cmの波板を3枚、2.5山を重ねてちょうど6尺。重複部分は端の波が上を向く(受けの状態)になるように)。5山おきにドリルで山(凸)部分に穴をあけ、傘釘(38mm)を使用。
完成まで買い物を含めて二日かかりました。昨年の台風15号の最大瞬間風速50m/s超えならともかくそこそこの風でも大丈夫そうです。今後大根やとうがらし等の乾燥にも使えそうですね。細かい釘等の費用は別として5,000円以内でできました(角材や防草シート等を買っても1万円程度でできそうです)。
九十九里浜で採れたヒラツメガニのから揚げ
私の農場からは車で15分ほど走れば九十九里浜に出られます。この時期はショアからのヒラメも一段落し、イシモチはそろそろ・・・といったところなので確実な釣果を期待するなら「ワタリガニ」が有力候補。この季節には九十九里浜の離岸流ポイントでカニ網を投げる釣り人が見られます。採れるのは主に「ヒラツメガニ」。地元では「エッチガニ」とか「ホンダガニ」とか呼ばれており何度かゲットしましたが、カニ味噌はともかく身は少なくて茹でても中途半端に食べにくい・・・。
でも、先日入手した「コールマン414Hパワーハウスツーバーナーストーブ」の高火力でから揚げにしてしまえば、パリパリと美味しくいただけるのでは?と考え今回挑戦してみました。
カニを採る網は白子町にある「森川漁網店」にて600円で購入、餌のイワシをサービスでつけていただきました。離岸流の見分け方がいまいちおぼつかない私は、4.5mのサーフ用の投げ竿にカニ網をつけて波打ち際から7mくらい先に投げて流れに任せます。たいていは横に流れるのですが、そのまま歩いてついていけばやがて離岸流に乗り20mくらい沖に流れるので、5~10分くらいその場所に流してから引き揚げます。多い時で7匹、ヒット率80%くらいで1匹はゲットできる感覚です。
この時期(3月~4月)の多くは甲羅の大きさが10cmくらいの雄のヒラツメガニ、たまにやや小さい雌がかかります(場所によっては雌ばかり)。抱卵している雌は逃がしてあげますが、抱卵していなければ内子は美味しいのでいただきます。挟む力は強いので注意ですね。カニのお尻から頭に網の目を潜らせて網から外します。
カニは新鮮なうちに一旦茹でるのがお勧めです(寄生虫も怖いですから。水から茹でると暴れません)。ゆで汁はそのまま味噌汁に。ふんどしは捨てて甲羅をはずし、甲羅はワインを注いでカニ味噌をすすります。身は三日月型の柔らかなで「えら」をとり、半分に割ったらビニール袋に入れて唐揚げ粉を混ぜてなじませます。180℃のキャノラー油でキツネ色になるまで揚げて、油をきったらできあがり。居酒屋で見かけるカニのから揚げの完成です。
家の中では油の匂いが充満、床が滑るなどの理由で揚げ物をやらないかたが多いと思います。これまでから揚げ、天ぷらの類は火力が足りないかな?と思ってアウトドアで挑戦しませんでしたが、コールマン414H のおかげで殻までパリパリ、ふんどしとえら、甲羅以外は全て余すところなく頂けました。釣行の時間帯ですが、「満潮」から潮が引く時間帯を狙うとカニ網が沖に流れやすく経験上「ボウズ」がありません。無人島サバイバルのTV番組のように釣りなどで大自然から食材を調達することは難しいですが、カニ採り&から揚げは有力な選択肢ではないでしょうか?
コールマン414Hパワーハウスツーバーナーストーブ
ヒロシのぼっちキャンプ、極上 三ツ星キャンプ、オトナの楽園 昇太秘密基地 など、最近キャンプ・アウトドアの番組を多く見るようになりました。番組のロケ地も千葉が多く親近感が湧きます。最近魚釣りやカニも採れたりなんかするので、イワタニのカセットコンロやキャプテンスタッグの折りたたみバーベキューコンロだけでは調理が物足りず、オークションで買っちゃいました「コールマン414Hパワーハウスツーバーナーストーブ」。
このタイプ「414H」は銀色のタンクが特徴で、耕うん機「こまめF210」用に常備しているレギュラーガソリンが使え、燃料の心配もありません。今回はこの整備と使用の記録です。
入手したのは「Coleman(コールマン)ツーバーナー コンロ The PowerHouse パワーハウス Unleaded 414」。裏を見ると微かに「95」の文字。95年製ということでしょうか。Made in USA カンザス とあります。
実はコンロはおろか、ランタンすらガソリンを燃料とするタイプは使用経験のない私。「極上 三ツ星キャンプ」で「ケンさん」ことキャンプマスターの田中ケンさんが松岡充さんにシングルバーナーの使い方を説明するシーンくらいしか情報がない・・・。「燃料入れてポンピングして火をつけて、しばらくすると火が安定」程度の知識だけですが、とりあえずレギュラーガソリンを入れて50回ほどポンピング(固い・・・)。セットして火を近づけて開栓・・・火がつかない。一度タンクを外して開栓してレギュレーターを観察、微かにシューッと音がしてガソリンらしきものがにじみ出るも弱く、すぐ止まりました。どうやらポンピングが不十分かうまくいっていないようなので、再度100回ポンピングしてみますが、やはり圧がかかっていない様子(指や母指球が痛い・・・)。
というわけで、①レギュレーターを外し、キャブレタークリーナーを吹き付ける、②ポンプを外してやはりキャブレタークリーナーで洗浄。ポンプのゴム(ポンプカップ)はそれほど劣化していないようですが、汚れ&やや乾いていたため、オイルを補充することに・・・専用オイルはColemanの「リュブリカント」と呼ばれるものですが、手許にこまめF210で使用したギアオイル 5W-30の余り物があり、(こまめのギアのオイルシールから漏れてこないくらいなので、ポンプカップからの空気漏れも防いでくれるだろう・・くらいのノリで)これをたっぷりつけてポンプノブをセット。
再度ポンピングをしてみると・・・「軽い!!」 30回くらい一気に加圧でき、これはいけそう!! というわけでレギュレーターをコンロにセットして点火! 今度は無事に火が入り、徐々に火力も安定(青色の炎)しました。結局キャブレタークリーナーでの洗浄が良かったのか、注入したオイルがジャストフィットしたのかわかりませんが、レギュレーターの交換や新たな部品・オイル購入せずに済んだので使用した製品を紹介しておきます。持つべきものは道具ですね!(修理は自己責任でお願いします)。
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F210 こまめの整備(2020年)
あいかわらずよく働いてくれている、ホンダ こまめF210(後期型、1989年初回生産)ですが、最近キャブレター周りのガソリン漏れがやや気になります。
直近に整備した際に、急いでいたので手許にあった「硬化タイプの液体ガスケット」「やや厚みのあるガスケットシート」を使ったことがよくなかったようです。
前回使用:
液体ガスケット「キタコ(KITACO) 液状ガスケット (5g) KC-107」
ガスケットシート「モノタロウ Mono0.5×150×150(280円!激安)」
今回試用:
液体ガスケット「液体ガスケットシール材(Holt's)」
ガスケットシート「キタコ(KITACO) ガスケットシート(0.5mm厚) ノンアスベスト材」
キタコ(KITACO) 液状ガスケットは私なりに高評価なのですが、価格がやや高いので、今回は硬化しないでゴム状になるHolt'sの液体ガスケットシール材を選びました。また、過去に使用して調子の良かったキタコのガスケットシートを使用。こまめの純正のガスケットシートに材質や手触りが近いです。
購入時に付属していた純正?のガスケットシートから型取りをします。基本はカッターか鋏を使いますが、文房具のパンチ(穴あけ機)がちょうど各ボルトの径にあうので重宝します。
キャブレターは以前の記事で紹介したように、本体(燃焼室)に近いインマニのボルト2本、エアクリーナー部のネジ、ガバナアームやチョーク弁のアーム、燃料チューブを外すだけです。キタコのKC-107は硬化してカチカチになるので、工作用の電動ヤスリで削り落とします(今回のHolt's液体ガスケットシール材はゴム状になるので、次回交換では爪で簡単に剥がすことができるという便利さがあります)。
Holt'sの液体ガスケットシール材は割と直ぐに硬化するのですが、台風シーズンで暫くこまめの出番はなさそうなので、1週間あけてエンジンを始動!。うん、ガソリン漏れもなく、とても30年前のエンジンとは思えないくらい快調です。購入時(3年前)なかなかエンジンがかからず、ギアもギリギリ音を立てていた頃が懐かしいです。
今回使用した Holt's の液体ガスケット
ガスケットシート「キタコ(KITACO) ガスケットシート(0.5mm厚) ノンアスベスト材」
今回試さなかったが、ダブって購入してしまったスリーボンドの液体ガスケット。次回はこれを試してみたい。
落花生(半立、おおまさり)の収穫と乾燥
県の農林水産部によると、今年(2020年)の7月は降水量が多く日照時間は少なく、その後8月の高温で持ち直したものの、平年と比較してさや実数が少ないとのこと。私の畑は落花生を植えたのが4/5 と4/16 、かなり早かったのですが、毎週末の試し掘りで昨年と比べてやや見劣りするため、結局9/20に 4/5播種分を掘り起こしました。
掘り起こした落花生
網目がはっきりしたものが8割だとか、割ってみて紫に色づいてくれば収穫適期だとかいわれています。開花から90日程度で収穫するという目安もあり、開花(6/13)から計算しても、試し掘りの具合からもまあまあいい時期なのではないでしょうか。
試し掘りした半立
色づいた採り頃の落花生と白く未熟でやや早い?落花生
ただ、天気予報は向こう1週間はあまり芳しくなく、台風12号の接近と秋雨前線の影響で収穫後の乾燥が心配です。昨年は数十株だったので木陰に吊るして乾燥させましたが、栽培量がかなり増えたので今年は全て吊るすだけのスペースがなく、また台風も心配なのでいろいろ調べていましたら、県の農林水産部の記事に「トンネル乾燥」なるものがあったので試してみることにします。
9/19~21 収穫、地干し。夜はビニールシート(青)で雨除け。
9/22 高さ5cmほどの低く台形の畝(幅約90cm)をたてて黒マルチを敷く。そこに上下逆さにした落花生の株を並べる(実が中心に来るように二段に積むと記事にはあったが、次の獣害対策用の防虫ネットのサイズから高さが足らず、一段のみ)。約1mの間隔でトンネル支柱を設置、古ビニールを取り付ける、ビニールはトンネル全てを覆うものではなく、地面から20cmは風が通るように空け、雨除け程度のイメージ。
まず、雨除けのビニールで上部だけ覆う
被せたビニールの上から防虫ネットで覆い、台風と獣害対策
昨年の台風17号のような風速70mとかはともかく、防虫ネットを被せたことで普通の台風程度であれば耐えられそうです。あとはうまく乾燥が進むことを祈るばかりです。
三号棟(育苗棟)の建設
圃場の拡張と栽培は着々とすすみ、今年は ナス オクラ 万願寺とうがらし ピーマンスイカ が特に豊作で食べきれないほどでした。一方昨年よく取れたきゅうりやトマトは今一つ・・・7月の日照時間が少なかったからでしょうか・・・
農業大学校の研修で、「地植えで十分、苗不要」の先生がいたこともあり、これまでは苗を購入するか、直接畝に播種していましたが、週末しか水やりができないためどうしても生育の安定性に欠くため、100均の浸透圧による自動給水器で苗づくりができないものかと考え、新たに3つめのサイクルハウスを購入して3号棟を作りました。今回は床上げ・コンパネを敷かず、地べたに直接サイクルハウスを置く方式です。
簡単な地ならしをして防草シートを敷設、組み立てたサイクルハウスをペグで地面に固定して完成です。
1号棟は使い始めてかれこれ2年が経過しますが、前幕のゴムがやや伸び気味になっている以外は全く問題ありません(瞬間風速50m/sを超えた2019年の台風15号にも耐えました)。
育苗以外に乾燥や保存庫としても今後利用していきたいと考えています。ではでは。
冬の釣り初め
明けましておめでとうございます。
年末年始の忙しさと、ここのところやたらと勢力を伸ばしてきた敷地内の「竹」の処分に奮闘、竹を刈ったりするところをブログに載せてもなんの面白みもないのでブログの更新を怠けておりました。
畑のほうも特にうえるものもなく、収穫したさつまいもを焚火で焼くくらい。あとは寒興しでもしようかと思うのですが、寒くてやる気が起きないといったところです。
買い物もあったので、少し遠出ついでに釣りでも行こうと思い立ち、三連休に一宮川河口や太東港で釣り糸を垂らしてきたので綴ってみます。
連休初日の朝、一松海岸にまず立ち寄りました。数名のサーファーがみられますが釣りをするひとは2名ほど、ルアーのようです。私も竿を出しましたが、アタリもなく周りも釣れている様子もな
く、場所を移動します。
海岸から西に入った、青のり生産地の下流の小さな川でハゼでもこないかと青イソメを垂らしますがアタリなし。
中瀬大橋を横目に南の一宮川河口に移動します。ここで数時間粘ってフグが1匹・・・。
翌日は太東港内で湾底を探りますが、これといった釣果もなく10cmほどのハゼが2匹のみ。散々な結果でした。