50代 ゼロからの農業

土地購入から開拓、耕運機入手、作業小屋製作

研修3日目

新規就農者研修 3回目

今日の座学は農業経営、実習は花卉(かき)栽培。農業経営では、目標とする収入や作付けする農作物の収入源としての配分のお話や、新規就農されたかたの体験談を中心に専業として経営していく上での先人の方々の苦労や成功事例などをお聞かせいただけた。

午後はあいにくの雨だったが、花卉栽培の実習は屋内での実施であったので、用具の洗浄などで移動する時以外に雨に濡れる事はない。

それにしても、研修始まってからの土曜日の雨が非常に多い…

実習では二種のシクラメンを二種の土壌で比較栽培するために、さらに鉢の大きさをかえて、2^3 つまり一人8種の鉢植えを作成した。

研修生は欠席の方もいたため、今回作成した鉢は10セット 合わせて80。f:id:bonmasa8:20181007075109j:image

比較するならこの日に葉の数と高さデータを取っておけば、研修終了時点でいいデータがとれるかな〜。統計学の大御所のフィッシャーがもともとはイギリス農業試験場勤めだと聞いたが、10セットもあれば仮に成長が正規分布だとして検定は可能だし。f:id:bonmasa8:20181001090003j:image土は北海道のピートモス
f:id:bonmasa8:20181001090553j:image温室で研修終了まで栽培。


前回、二回目の研修のときに、農場の一角にハウスの資材・パイプなどが積み上がっていたが、翌週の今日、新しいパイプハウスが組み上がっていた。大学の講義の中でハウスを組み立てるコースがあるとのこと。パイプハウスの建設を業者に依頼する場合、かなり値段の幅があるとのことで、必ず複数業者で相見積りをとるといいと教えて頂いた。
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農業は生き方です―ちば発、楽農主義宣言

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 ↑ 農業経営講師の先生のお薦め本

異業種からの農業に参入、ゼロから農業をはじめたなど、千葉県内の成功事例を中心に聞き取りによる生の農業経営のかたのお話しがふんだんに盛り込まれています。特に千葉でこれから農業をはじめようというかたには非常におすすめの一冊です!